Gigapan EPIC ProでCubic
Gigapan EPIC ProでCubic作成しました。現在保持しているレンズは胴長が大きいため、Nikon F時代の50mm F1.4のレンズをつけマニュアル設定でテストしました。14~24mmのズームレンズがお気に入りであったのですが、Gigapan EPIC Proのアームが短いため取り付けられませんでした。50mmレンズを付けると19枚16段304枚の撮影でした。自動撮影ですから撮影は20分程ですむのですが、ステッチは大変でした。ノーダルポイントが少しズレていたので、上段下段2それぞれ2段合計4段を削除しステッチすると58,912*24,384となりcubic用に58,912*29,456に入れ直しCubicを作成しようとしたのですが、photshopの制限25,000pixl,Cubic Converterの20,000pixlに合わせたため1/4の解像度になりました。やはり50mmを用いる意味がないのでした。24mmでも筒いっぱいの解像度を出せなかったのですから、当たり前です。
下記画像をクリックするとCubicが見れます。
底辺のGigapan EPIC Proによって撮影が邪魔される範囲はビンクに置き換えてありますが、その範囲は15゜程度でした。
三脚の高さは2段80cmで、その上にGigapan EPIC Proを載せているので、撮影高さは1m程度ですが、足が3カ所がビンクの円より少しはみ出ています。この程度はどんなCubicの雲台でも残りますね。
Gigapan EPIC Proで夜景パノラマが撮影出来るかテストしてみた。
機材及び設定は
Gigapan EPIC Pro,Ninon D90,Nikon,AF-S MICRO NIKKOR 105mm 1:28G ED
F/11,1/50秒,ISO640,
Time per Pic=6s
Pre trigger Delay=2.0s
Moter Speed=Slow
Curent FOV=8.6度
この設定で20枚6段を撮影するのに20数分必要でした。 薄暮の撮影はまだ太陽が沈む寸前でしたので、なんとか絵になります。しかし、空が青々と撮影出来る日没後の数分間に撮影出来るのは5分くらいであり、このままでは駄目でした。日没後30分くらいの黒い夜景は露出とシャッタースピードを2秒に変更すれば十分対応出来ます。
この経験から、薄暮の5分程度で、仰角+俯角=30゜程度,180度のパノラマを撮影する場合、レンズを50mmないし60mm程度に変更し、12枚3段ないし4段程度に変更する方が良さそうです。
1.Gigapan EPIC Proを用いて夜景撮影するコツを掴むために再度テストした。今回はマクロ60mmを用いて5分程度で1パノラマが撮影出来るようにレンズを変更してみた。その結果やはり5分程度におさめないと、薄暮の明るさの変化に耐えられないことが解った。パノラマ6や7でもこの5分程度の経過で変化している。もう一つテクニックとして解ったのは、明度の変化を少なくするために、西側が暗い場合、西から撮影する方が明度の差が少なくなるであろうと言うことです。今回は東から西側からを撮影したのでその効果はない。夕日が直接見える場合は東から西に撮影する。 もう一つ、水平にカメラを回すと上下に明度の差が大きくなるので、縦方向にカメラを振ることを優先し、東から西に撮影した。しかし出来れば、縦優先、暗い側から明るい方へカメラを振るのが一番理想的と思います。
2.Gigapn EPIC Proはデジタル制御で回転しているが、やはり機械ものである、同じ設定をそのまま使用しているのに、カメラ位置は微妙に変化している。HDRをするためには、ブラケット撮影でやらないと、ズレてしまう。しかしながら60mmでも、5分程度掛かり3ブラケットで15分がげんどになると思われます。(60mmで180゜*40゜撮影の場合)
左画像はGigapanStitcher 右画像はPTGuiでステッチしたもの
3.Gigapan Stitcherを用いたので合成は速いが、重なり部分の色変化が残っている。同じデーターでPTguiならどうなるか、PTGuiの方が少し奇麗ですね。その後に解ったこと、ステッチする前にOptionでステッチ品質を選択すれば、画質が向上します。
東から神戸市を眺望するポイントは2
「東から神戸市を眺望するポイントは」を3月30日に書いたが、4月28日に現地に行った。Google Eaethで予測したのとは少しずれが有るが、高度の取り方の差である。実撮影からやはり30km付近は解読出来る鮮明さがでない。20kmが限度のように思えます。
画像をクリックして下さい。
(この画像は復元出来ませんでした。)
hagitanさんへ コメントの返しをしようとしたのですがなぜか、受け付けてくれないので、ここで返します
動作速度は3種類あり、slow.med,fastが有ります。この回転速度より、シャッター前の振動が収まるまでの待機タイムの設定、シャッターの信号の長さ、シュッター後の画像のSaveタイム、この3つをどのように設定するかによって、1つのPANORAMA撮影の時間が変化します。それとPANORAMAの左上と右下を決めると自動的に撮影枚数を計算してくれるのですが、今日のテストでは112枚を約20数分で撮影しました。夜の撮影ではシュッター速度が長くなり、もう少し長い時間が必要になると思います。 今日は神戸の鍋蓋山に行き同じ場所に9時間いました。7時間は靄っていて、まあまあであったのは後の2時間くらいでした。
Gigapan EPIC ProでCubic
Gigapan EPIC ProwでCubic用にレンズ画角を設定する時、正直にレンズ画角を入力すると、例えばNikon 10.5mmで短辺方向の画角73.91度を設定すると、重ねシロ25%の場合、4段6枚が設定される。もっとレンズの中心画像を利用して鮮明なCubicを期待するには画角を60度にすると、5段6枚となり、45度に設定すると7段8枚と成る。枚数は増えるがそれだけ、画像の中心の鮮明な部分を用いたCubicができます。カメラ横使いのためロスは多いです。このように、レンズ画角を正直に入れなくても、いろいろな設定ができると思います。ただカメラ縦使いの縦横比の自由な設定が出来ないのが、悔しいです。
APS-C400mmでテスト撮影をしました。画角の入力はマニュアルに沿って行ったが、Nikon D90のファインダーの視野角95%のため正確に入力出来ていません。テスト撮影で解ったことは、カメラをTiltさせて覚えさせるために、長辺のTopを水平まで下げて覚えさせるのである。ファインダーの小さな画面の中での操作であり誤差は大変大きくなり、あまり正確には設定出来ない。それよりもTopを適当に下げ、その位置をSETし、Topを戻す操作をすると、画角の値がGigapanのメニューパネルに値が自動計算され表示されるので、事前にレンズ画角を調べておき、Tiltの移動を小刻みに作動すれば、確実な数値が入力できます。
注:その後この方法が重大な誤りであることが解りました。この方法で撮影した画像でGigapan Sticthで編集すると水平の基準値が固定されてしまい、ステッチ画像がひずんだまま出力されてしまいました。結論としてはやはり現場で確実に水平を認識させ、Pnorama撮影前に画角の設定をする必要が有りそうです。もしくは、水準器で水平を決める。