このページはどこかにまぎれていたものを救出したものです。
6年前、もう昔かもしれませんが、私がCubicを作りたくて、模索していた時に、「モアイ像」さんから「お告げ」がありました。 今でもこの「お告げ」に感謝しています。と言うより信仰しています。初心に戻って心新たに「神戸」を取り続けます。その「お告げ」は下記に掲示しておきます。
こんにちは、モアイ像と申します。 QuickTime Cubic VR を仕事に使うため、いろいろなサイトを拝見させてもらっています。
神戸を中心にガイドを作ろうとされていることに興味を持って見ています。(私、実は神戸がとても好きなんです)神戸をテーマにして、作品を発表するのは良いなあと思います。私は仕事のため、QuickTime Cubic VR を身につけましたが、将来は個人サイトで同じように自分の住んでいる場所をテーマに紹介できればと思います。だから、そういった意味でも、yamamichiさんのサイトの行方を興味を持って見ています。 また、使っている機材が私の使っている機材と非常に近いので、そこも興味の対象ではありますが...
私なりの今の作品の技術的な感想書いておきますね。 全体的には、だいぶ良いレベルにあると思います。日本の中のサイトでは、見応えある方だと思います。かなりのサイトが「Fish4CubeXm」の影響を受けているようで、それはそれで良いことだと思いますが、画像の小さいのは迫力にかける欠点もあります。フルスクリーンに対応できる画像がすでに潮流になり始めているので、デジタル1眼&マルチロウ撮影というのは今後の主流だと思います。
1.撮る場所ごとにセッティングのブレが起きているのではないでしょうか。 例えば「神戸国際会館ホール」と「神戸国際会館 舞台」は同じ時に撮られていますよね。「ホール」の方はかなりきちんとスティッチできているように見えますが、「舞台」の方は粗が目立っています。これはセッティングした時の精度が一定していないから?ではないかと思います。
2.撮影する時間が長すぎるのでは? 撮影する枚数とも関係ありますが、全体的に動くもの(人物など)が幽霊のように霞んでいる作品が多いように思います。原因の1つはカットすべてを撮るのに時間がかかっていることではないでしょうか。私の場合、すべてを撮るのにおよそ1分以内です。(真下のみ丁寧に撮るので、そこだけで1分ほど)
QuickTime Cubic VR の撮影で重要な点は「ノーダルポイント」の位置の確定と「ノーダルポイントを中心とした機材のセッティング」につきると思います。「ノーダルポイント」の出し方も「セッティング」の仕方も、自分なりに簡単にできるノウハウを得れば、撮影に集中できます。yamamichiさんのお使いになっている「NIKON DX FishEye 10.5mm」レンズの場合、yamamichiさんがおっしゃっているように金冠のあたりに「ノーダルポイント」があります。私は金冠の下辺あたりと割り出したのですが、精度を上げて測っているわけではないので、多少のズレはあるかもしれませんが。「ノーダルポイント」を中心にセッティングするには機材を使います。私の経験から目測でやるとまず間違いなく狂います。全周、全方向を1点に設定するのは器具の補助なしに行うのは非常に難しいです。
私はこれを解決するためにパノラマ雲台の改造(これは撮影をスムーズに行うことも兼ねてます)を行い、垂直水平のレーザーレベラーを使用しています。 セッティングを正確にすることで撮影枚数を少なくすることも可能です。私も「NIKON FishEye 10.5mm」を使って撮影していますが、特に問題ない限り、水平方向6カット、真上1カット、真下1カットでステッチします。(実際は雲台を綺麗に消すため真下方向のみ3カット撮ります)これで、Realviz Stitcherだけで自然なQuickTime Cubic VR ができます。実際にはかなり綺麗な画像に補正するためPhotoshopを使ったりしますが...
まだまだ試行錯誤中の私の感想ですが、何かのお役にたてば幸いです。今後のサイトの充実を願っています。