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自作雲台0号機
 NikonD70でパノラマを作りたくて、雲台を自作しました。材料はカメラとフラッシュ等を一体にする金具を買ってきて、電動ドリルで穴をあけ、ダイスでねじを切り接続しました。水平回転をさせるパノラマ用回転雲台は3000円ほどでカメラ量販店で購入しました。水平確認はDo it yourselfで水準器を買った物を両面テープで固定して使っています。
 NikonD70の標準レンズ18-70mmは18mmを使い、Realviz Stitcherを用いてFullscreanのパノラマを作りたいので、垂直方向も可動式にしています。どうしても、D70の重みで下がってしまうので、下に下がり防止用の金具を付け、仰角、俯角にあわせて、防止金具も微調整出来るようにしています。
 NikonD70の標準レンズで18mmを用いると、視野角は狭くなるので、金具はほとんど視野に映りません。

 ただし、俯角60゜位からパノラマ回転用雲台の角度メモリ版が視野に映りだします。-90゜の真下を三脚なしで撮影し、その画面で、メモリ版を消す方法が一般的です。

 NikonD70にシグマ8mmを付けた時、Nikon18mmのレンズNodeポイントは異なり、カメラ全体を前に押し出す必要が生じます。そのため前後に調整出来るように、してあります。これはフラッシュ等を一体にする金具の細長い穴を用いて、スライドさせています。
 NikonD70にシグマ8mmを付けた時、水平3枚、真上2枚、真下2枚しか撮影しないので、仰角、俯角の調整は必要なくなります。しかしこのイメージ画をQTVRに作成するのには、Fisher4Xの様に特殊なソフトが必要になります。そして、シグマ8mmでも完全な魚眼撮影(水平垂直)にならず水平が117゜で蹴られる。よって真上、真下を2枚撮影しています。
 この写真で前後の調整をどうしているか、推測出来ると思います。悲しいかな、垂れ下がり防止金具がなければ、とてもスマートに仕上がっているのですが?
 真上は気楽に撮影出来ました。
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 市販のパノラマ雲台
その後改良、しました。しかし重量で左に撓む
 カメラの吊りもとを左右を変更しました。理由はカメラの重量で俯角ポジションで固定ネジの回転方向が逆になりカメラ重量でより締まるからです。NikonD70の標準レンズ18-70mmの18mmで撮影するときはカメラを縦使いするので、それにも対応する為に、つり元を変えました。写真は俯角45゜
水平撮影時 の調整が厄介です。
真上撮影。

垂れ下がり防止機構を外すと、とてもシンプルです。 シグマ8mmの水平撮影時はNikonD70を水平使いするので、もう一つアングルを入れてカメラを吊ります。
シグマ8mmはカメラ垂直方向117゜で画像が蹴られるので、このままで垂直軸で90゜回転させて2枚撮影しその2枚を合成するため余程しっかりと調整しないと、PhotoShopで画像を1-2゜回転するはめになる。
アングル金具を二重・三重にし、コニシボンドのゼリー状のシリル化ウレタン樹脂で接着し、撓み補強をしました。下側は二枚が一体で、もう一枚は左右スライドに用いています。
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