6本爪ラチェツト式アイゼンのリメイク

 

 


[1].6本爪ラチェト式アイゼンのギザギザのベルトが、経年変化により、ゴムが硬化して、破断することがあります。

アイゼンの主要部は損傷がない場合、これをバンド式にリメイクしてみましょう。

 

 


[2].ベルモントの軽量6本爪アイゼンの予備バンドがあります。

ヨドバシカメラで送料込みで、1,110円でした。

 


[3].ラチェット式のゴムベルトの固定部8箇所(両足)を取り外します。

金具は0.7mmの鉄金具です。

切断方法は幾つもあります。

例えば

ペンチで切る

ニッパで切る

鉄鋸で切る


[4].ペンチで切る場合、握力だけでは不可能と思われますので、


 

 

[5].ペンチで挟んで、大きな石やコンクリートの上に置き、少し大きめの金槌で2〜3度強く叩いてください。


[6].二重になっている金具が一度に切断できます。


[7]. ニッパで外したいときは、ペンチのようにはでき無いので、

 


[8].金具のカシメ金具部分を壊します。


[9].ニッパの歯がカシメ部分に食い込ませられるように、カシメ部分の左右を締め付けます。


[10].左側

 

 


[11].カシメ部分をニッパで数回内側に締め付け、抜けるまで続けます。

 


[12].金具を外した後

 

 


[13].鉄鋸を使う場合

手を切ら無いように、万力を使って固定してください。


[14].[3]の切断部を鉄鋸で切ります。二重部分の1枚を切断して、チエーンから外してください。


[15].8箇所外した後バンドをつけます。

右足のアイゼンで説明します。

バンドを鎖に通うらせる前に40cmあたりに金具を通うしておいて、鎖に通うしてください。

 

 


[16].金具をずらし、短いバンドを金具に通うしてください。


[17].締め付け金具の向きに注意して、バンドを通うしてください。


[18].左図のようにバンドを通うしてください。


[19].左図のプラスチックパーツは締め付け後のバンドの畳み場所ですので、必要のない方は、つけなくてもいいです。


[20].アイゼンの装着の仕方は、右足で説明します


[21].バンドは右側に付いています。

[21].バンドを左前のチェーンに通うしてください。

[22].バンドを右後のチェーンに通うしてください。


[23].バンドを足首に1巻き回します。


[24].1巻き回した後、左後ろのチェーンに通うしてください。


[25].その後、バンドを、締め付け金具に通うしてください。

ここまで進んだのち、バンドを通うした順にバンドの緩みを、再度締め付け、締め付け金具で、最後のしめつけをします。


[26].残ったバンドは、畳んで、プラスチックパーツに入れてください。

歩行中引っかからない程度に畳んでください。


[27].靴の大きさによっては、バンドが余る場合があります。

その時は、切ってもいいでしょう。バンドの切り口は、ライターで炙って、もしくはボンドをつけて、ほつれ無いように処理してください。

[28].右側が完成しましたが。左側は、右側の手順と同じですが、左右が対称になるので、その点を考えて、やってください。

[29].

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