GPS講習会

     表−1

    

1.GPSアプリにどんな 期待をしていますか

 登山中に現在地がわかる    

 登山中に現在位置をメールで送信できる 。できない時もある    

 登山中にトラックがわかる    

 トラックナビゲーションがある    

 トラックが 再現、記録できる    

 トラックDataを遣り取りできる    

 トラックDataで時間、速度がわかる

2.山の中では通話ができない場所もあることは知っていますか。

 奥深い場所や地方の山中は通話できない、    

 電話会社によって通話できない場所が異なる    

 六甲山牧場でもかからないところがある

3.山の中では通話はできなくても、

 GPSの電波は  受けられることは知っていますか    

 尾根は受けられるが、深い谷は通話できないこともある

  通話やインターネット、Wi+Fiの電波とGPSの電波は別物です。

4       山の中では通話はできなくても、    

GPSの地図は観れると思いますか。 観れます

5.GPSアプリのそれぞれによって、常に地図が観れるとは限らない。

 事前にキャッシュしておけば観れます。     

 キャッシュしなくても観れるアプリもある。 六甲山登山詳細図     

 電池がなくなればただの箱     

 機内モードにしておくと長持ち

6.ご自分の目的と、使い方に一番いいものを使ってください。     

 一つでいいから。使いこなせるようにしてください。

7.GPSのトラックDataはどれくらい持ってますか。

 六甲山の300トラックくらいならあげます。

8.トラックをつなぎ合わせることはできますか。

 MacTrailNoteが良い。     

 Windowならカシミールかな?      

 国土地理院地図でもできますが?

  GPXedit2ででもできます。

9.数トラックを1枚の地図に表示できますか。

 数個のkmlファイルを国土地理院地図におとせます     

 MacTrailNoteでもできます。     

 Windowならカシミールでもできます?

10.トラック図にトラック以外の情報を入れたいですか、

 滝、ゴルジュ、飲料水、眺望、WC

11. インターネットに公開したいですか

   YAMAPはそれに適しています。

12. GPSアプリの基本的な使い方

   登山にGPS使ってますか?

13. 登山にGPSを使うメリット。

   現在地を 見失 っても現在地が正確にわかる     

   視界が悪くても現在地を知ることができる     

   行動時間が短くなる     

   地図やコンパスと併用して読図の学習に使ぅ

14. 登山にGPSを使うデメリット

   読図が簡単になりすぎ、冒険性が失われる     

   地図や読図か軽視されがちになる。

15. 紙の地図だけで現在地特定し続けるのは結構大変

   早朝、夜間。悪天候。     

   読みにくい地形(広い尾根や平原)     

   焦り、自覚できないパニック。時間が伸びる

16. 道迷いを防ぐには最適な道具ですが、

   まだまだ普及していません。

   ジオグラフィカは50万人くらい、

   内、アクティブユーザーは10万人

   登山者300万人の3%に過きない、

   他のアプリを含めても普及率は10%

17. GPS

   GPSとは『グローバルポジショニングシステム』の略

   32機の衛星、地上2km

   測位には最低4機の衛星が 必要

   ロシアのGLONASS
 24機で運用

   EUGalileo(構築中) 2020年に30機体制

   日本のみちびき(構築中)アジア・オセアニア地域をカバー

18. GPSでよくある勘違

   圏外でも機内モードでも使えます

   SIMが入っていなくても使えます。(SIMなし中古スマホ)

   天気が悪くても大丈夫、樹林帯でも正確に測位

   衛星からの信号を受信しているだけ、

     位置の送信はしていません。

19. スマホのGPS性能

   新しくて高価なスマホは高精度な傾向があります    

   古くて安い中古はおすすめしません。    

   Androidで電子コンパスがないものは

    ジオグラヒカは  インストールできません

   

20. ジオグラフィカを使ってみましう。

   http://geographica.biz/tmp/gps_and_map.pdf

   来る来る神戸—GPS(http://yamamichi.no-ip.com/GPS2/index.html)

21.Geographica

   表−1

   将来、トラックDataの遣り取りが必要になる。

   機能が単純でシンプルである。

   コストパーフォーマンスが良い。

   地図は国土地理院地図で一切加工していない。

22. 出来ること

   国土地理院地図をスマホ内に保管(圏外でも地図閲覧可)

   現在位置送信(通話電波がある場所で)

   トラックトラックの記録

   トラックナビケェーション

   ファイルホルダーによる仕分け保管

   トラックトラックDataの送信・受信(通話電波がある場所で)

23.山で使う準備

   山に登る前日に地図のキャッシュは絶対してください。

   山中の通話電波圏外であっても地図閲覧ができるように。

24.地図のキャッシュとは、

   国土地理院地図は一定の法則のもとに地図を正方形のモザイク状に   

   切つて あり、1から18段階の縮尺の集合体で構成されています。

   このモザイク地図を指定した範囲をスマホのストレージに保管したもの。

25. ジオグラヒィのよくある質問と答え

 ・現在地が表示されな

   山奥などオフラインでの測位は時間が掛かることがあります。

 ・ログが途切れる。

  iPhoneはカメラ撮影後に途切れる ことがあります    

  Androidは省エネ設定、最適化アプリを確認してください、

 ・ログの間隔が荒い。

  記録間隔はトラック設定で変更可です。

 ・スマホの電子コンパスがズレている。

  完全に一致する完全  一致 するものではありません。

  スマホケースに磁石が入っている場合電子コンパスが狂います。

 ・山奥で地図が表示されない。

  事前 にしっかりキャッシュしてください

 ・範囲指定して地図をキャッシュしたい。

  一括キャッシュでキャッシュしてください。

 ・地図が読み込めない。

  モバイルデータ通信がoffだと読み込むことはできません。

 ・20回トラックログを記録したら使えなくなった。

  無料でトラック記録できるのは10回までです。

 ・制限解除の課金は

  課金は1回のみで、1500円(2022/1月)です。1900円(2022/11月)になってます。

 ・機種変更したら課金はどうなるの

  iPhoneからiPhoneなら無料でリストアできます。

  Androidから Androidなら無料でリストアできす。

 ・色々音が鳴ってうるさい。

  設定で、お知らせをオフにすると大体黙ります。

 

26. 山でスマホを使う注意 

  歩きスマホは危険
     

  地図とコンパスも持つ    

  読図出来ないとダメ    

  誤差や間違いがある    

  地形図にも間違いはがあります    

  GPSを使っても登山者としてのレベルは変わりません    

  マグネット付きのケースはスマホの電子コンパスが狂う    

  故障や電池切れ。モバイルバッテリ、接続 コード忘れ 

    紙の地図とコンバスは持って行ってください。

 

GPS山行きは「ジオグラヒカ」をインストール済みのこと 

できれば制限解除済みが望ましい。 

実際に使わないと、覚えられません。  

ライングループに入いって、できる限りのフォローを受けよう。

マニュアルは「来る来る神戸」のGPSから印刷してください 

  トラックDataは「来る来る神戸」のMtからDownLoadしてください。